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2008 / 10 / 07 ( Tue )
岡村孝雄 第8番
2007 / 07 / 01 ( Sun )
盤面角一色図式、攻方持駒金銀八枚の二重初形条件。
まずは、攻方角の右下方向の効きを使うため、玉方角のマークを外す。これは形の急所。そうしておいてから、金銀の5連打。角打角合の裸玉図式でしばしば出現する「筋」に入っていることに気づくだろう。しかし、この金銀の打ちかたは、45金/45銀、46金/46銀、64金/63銀、54金/53金/52銀/54銀、43金/43銀……と、組み合わせが山のようにある。
解法としては、筋に入っているのだから「打ったものと仮定」してしまい、12手目の局面から逆算で誤りを潰していくのがスマートだ。
まず、11手目は43銀でないと、23玉と逃げられた時に34に効かない。また、持駒「金銀」を残しておかないと、43銀に21玉で詰まない。
次に9手目は54金でないと、34玉と逃げられた時に詰まない。54金なら44金と取れる。
7手目は63銀でないと、作意順の収束を詰ませられない(ただし、この時点で収束は分からないから、64金との選択肢を残したまま解図を進めるところだろう)。
5手目は、7手目に63銀と打つならば「金2銀3」、64金と打つならば「金3銀2」を残す打ちかたをする必要がある。
3手目は、上記の持駒の組み合わせを作るためには、45銀と捨てるしかない。45金〜46銀という組み合わせで「金2銀3」を残そうとしても、56玉とかわされて逃れる。
12手経過した局面では「正しい打ちかた」の組み合わせは2通りしか残っていないのだ。5手目に46金・7手目に63銀を打った局面と、5手目に46銀・7手目に64金を打った局面。以降は、それを解いていく。
44金を背景に34銀不成、そして22銀と放り込む。33角と打ってからはどこかで見たことのある捌きだろう。そして、7手目は64金でなく63銀(52に効く)が正しかったということも判明する。